あとがき
「シィエス学園遊楽録」をお読みいただきありがとうございます。 これは当サイトの一周年記念として書き始めた話なのですが、ひと通りの終わりまでに三年を要してしまいました。長かったです。 CSは高校三年生の私が授業中に考え、友人に意見を聞いたりしながら、楽しんで進めた作品です。私の実家では、車で走っていると日○やト○タなどの車屋さんが多くあり、車の名前が書かれた看板がよくよく目につきました。あ、これひとの名前にできる、そう思った瞬間からこのお話は動き始めました。 ライトな作品ですが、私は彼らに、友情と学生生活の豊かさを望みました。何もない、けれど何でもありな日常を感じてもらえたなら幸いです。 目をよく開いて周りを見れば、私達の生きる世界は、きらきらと輝いています。彼ら学園の子らのように、そうしたものに気付き、感じ、いつだって笑っていきたいです。――創ること、には色々と種類があります。作るでも造るでもなく『創る』。モノには限りません、人間関係だけのことでもありません。生きていくということは、何かを壊し、消費するとともに、創ることが肝要です。創ってください、大いに。その心のおもむくままに。 では、皆様の日常に、遊びと楽しみの多からんことを。 09/03/03 完結
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